資本政策

資本政策とは

資本政策とは、ファイナンス手法を用いて株主構成の適正化やオーナーの資産形成、資金調達などの目標達成に向けて計画する財務戦略です。

ファイナンス手法

株式数の増加 株式数の減少 持分比率の変動 資金調達
株主割当増資
第三者割当増資
株式移動
株式分割
株式併合
新株予約権付社債
新株予約権
デット・エクイティ・スワップ

 

株主割当増資

  既存株主に新株引受権を与える増資で、持ち分比率を変えずに株式数の増加と資金調達を行えます。

第三者割当増資

  第三者へ新株をを割り当てる増資で、持ち分比率の変更と資金調達を行えます。

株式移動

  株式を売買することで株式が移動し、持分比率が変動します。

株式分割

  株式を分割して株式数を増加させるもので、適正な発行済株式数へ調整するために行われます。

株式併合

  株式を併合して株式数を減少させるもので、適正な発行済株式数へ調整するために行われます。

新株予約権付社債

  新株を引き受ける権利が付いた社債で、権利が行使されるまで経営権を維持することが出来ます。

新株予約権

  新株を引き受ける権利を発行するもので、無償で役員や従業員へ発行するものは「ストックオプション」と呼ばれています。

デット・エクイティ・スワップ

  会社の負債を資本金へ振り替える取引で主に財務体質を強化する目的で行われます。